通信の帯域制限をかけてアプリをチェックする
はじめに
テザリングを多用する方々は月末になると帯域制限に苦しむことになると思います。
そのような環境でもアプリを使用できるようにするのは、ユーザーの体験的にもビジネス的にも大事な事だと思います。
ということで開発環境、本番環境でそれぞれ帯域制限下でも満足に利用できるのか確認してみましょう。
nginxを利用した帯域制限
個人的に一番簡単方法はnginxを使った方法かと思います。
nginxの設定ファイルに limit_rate
を使って帯域制限をかけることができます。
server { limit_rate <帯域したい制限量>; }
また、 〇〇M以上通信が発生したら帯域制限をかけるというような複雑な事ができます
server { limit_rate_after 10M; limit_rate 10K; … }
このように記述することで
10MB以上のデータを通信した後 10kb/secの通信量に制限する
ということが実現できます。
他にも接続の制限などもできます。 詳しくは下記の記事に分かりやすくまとまってます
Charlesを使用する
nginxの方法は開発環境などでは導入できますが、本番で導入することは難しいです。
そんな時は有料ですが、 Charles を使うことで帯域を制限できます。
Proxy ⇒ Throttle Settings から帯域を設定し、
使用する端末のネットワーク設定からProxyを設定する
そうすることで、帯域の制限を再現できます。
まとめ
- nginxの帯域制限の設定簡単で、柔軟に設定できる
- Charles便利ですね
- 作者: Dimitri Aivaliotis,高橋基信
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2013/10/26
- メディア: 大型本
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